昨年末に象印の加湿器(EE-DB50-WA)を買いました。

外観

長年別の会社の加湿空気清浄機を使っていたんですが、気化式でフィルターの汚れや劣化のせいでたびたび嫌な匂いがすることがあり、定期的に清掃やフィルター交換をしても一時的にしか改善しないため、買い替えを検討していました。改めて考えてみると、我が家が欲しい機能は空気清浄機能ではなく加湿機能で、加湿機能だけであればフィルター清掃の手間がかからないものがあるだろうということで、蒸気式の本製品を選びました。

上蓋

象印といえばポットのイメージが強いですが、この加湿器は見た目がまんまポットで使い方もポットと同じです。上蓋を開けて水を入れてスイッチを押すと、自動でお湯を沸かして蒸気を噴き出します。まだ使い始めたばかりで手入れはしていませんが、どうやらポットと同じく内容器のクエン酸洗浄と蒸気が吹き出るカバーを拭き取ればよいみたいです。構造がシンプルで開口部が広いため簡単に手入れできるはず。フィルターレスで沸かしたお湯を蒸気にして飛ばしているだけなので匂いも出ないでしょう。

内側

湿度計で測定していないので体感ではあるんですが、以前のものよりも断然加湿性能が高く感じます。窓があっという間に結露するほどです。これはこれで困るんですが、子どもたちがワイパーで結露取りをしてくれるのでまあ問題なし。おかげで寝てる間の喉の乾きや痛みもなくなりました。あとお湯を沸かしているため本体がほんのり温かく、蒸気ももちろん温かいので、暖房を付けなくてもある程度部屋が暖まるのも嬉しいポイントでした。製品ページによると、沸騰させた蒸気を約 65 ℃まで冷まして吹き出しているそうです。電気代がどの程度上がるのかはちょっと気になります。

とても良かったので、二台あった加湿空気清浄機を両方とも本製品に入れ替えました。