『こどもサピエンス史 ― 生命の始まりから AI まで』を読んだ
『こどもサピエンス史 ― 生命の始まりから AI まで』を読みました。
人類の誕生、知能の発達、集団の形成、社会や文化の発展、大航海時代や産業革命、そして近代化へ。本書は人類史の一連の出来事を可愛らしいイラストと口語調の柔らかい文体で紹介しています。子ども向けということで、史実を教科書的に詳しく述べるのではなく、大雑把な人類史の流れをまるで物語のように紹介しています。大人が人類史を学び直すときの最初の一冊にもピッタリだと思いました。
元々ネアンデルタール人やホモサピエンスの進化に興味を持った子ども(小学校1年生)のために買ったんですが、パラパラめくってみたら1年生にはちょっと難しそうだったので私が読みました。人類史の流れが掴めたので、次は『サピエンス全史』を読んでみたいと思っています。本書タイトル横の付記によると、どうやら著者は『サピエンス全史』に触発されて本書をこども向けに書き下ろしたようですね。
そのうち読んでくれることを期待して、子ども用の本棚にそっとしまいます・・・
目次
- 頭の中の大革命
- 農耕の始まり
- みんなでいっしょに
- 科学が世界に広まる
- モノとお金