『伝わる短い英語 ― 新しい世界基準 Plain English』を読んだ読書メモです。Twitter で紹介されているのを見て知りました。仕事で日常的に英文を書くのでそのヒントになればと思い読みました。

表紙

感想

既に知っていたり心がけているものが多かったです。仕事などで日常的に英文を書いてる人には目新しさがないかもしれませんが refresher にはなると思います。これから英文を書いていくぞって人は本書を読んでおくとショートカットできて良いと思います。

読書メモ

Twitter でのメモ書き

第 1 章:世界で認められるプレイン・イングリッシュ

Plain English の生まれた背景、各国での導入、アメリカ歴代大統領スピーチや SDGs における実例、など。Plain English は速く効率的で理解しやすい伝達法で、決して赤ちゃん言葉のようなものではない、とのこと。

第 2 章:伝わりやすい英語を話す・書くために

翻訳においては Plain English の前に Plain Japanese が重要。Plain にするには要点を明確にしてまずそれを簡潔にダイレクトに伝える。読みやすさは数値化 (FRE スコア化) することが可能で、中学 2-3 年生レベルを目安にすると良い。

第 3 章:10 のガイドライン

英文の組み立て方に限らず、文章を書く上で抑えておくべきポイント 10 個を紹介している。日本語を書く上でも役立つ。大体は知っている内容だったけど、フォントの選び方やあえて受動態で書くべきケースなどは参考になった。

第 4 章:プレイン・イングリッシュで話す

プレイン・イングリッシュを用いたスピーチやプレゼンの実例紹介。

第 5 章:日本語をプレインにすれば英語はプレインになる

何かを発信する上での心がまえや、細かな文法上のヒントなど、雑多な感じの章。