2019 年 4 月に仕事でカナダのトロントに行きました。その記録です。

トロント

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移動

トロント空港まで

成田 → (JAL) → シカゴ → (American Airlines) → トロントでした。シカゴでの乗り継ぎ手順は、入国審査 → 荷物受け取り → 乗り継ぎ荷物預け → 乗り継ぎ先ターミナルへの移動。ターミナル間の移動は無料のバスです。バスの乗り場が少し分かりにくかったです。テントみたいな場所から乗りました。

トロントの後はニューヨークに行きました。ニューヨークの話は別途書きます。

トロント市内まで

トロント空港からトロント市内 (ユニオン駅) へは UP (Union Pearson) Express という電車で移動しました。チケットは駅の券売機で買えます。大人片道 12.35 カナダドル。自由席。荷物置き場あり。車内は綺麗でとても快適でした。

トロント市内

トロントは地下鉄網が張り巡らされています。また広い街ではないので徒歩でも十分に回れます。私はあまり使いませんでしたが、各ビルは PATH と呼ばれる地下道で繋がっているので、天気の悪い日も移動に困らなさそうです。ちなみに PATH は地下にある世界で一番大きな複合ショッピング施設だそうです1

生活

ホテル

トロント市内のユニオン駅から歩いて 10 分ちょっとのオンタリオ湖 (五大湖の一つ) 脇のホテルを取りました。ダウンタウンは駅を挟んで反対側にあるのでちょっと行きにくいですが、その分ホテル周辺は静かで良かったです。近くに港があります。

ハーバーフロント

ハーバーフロント。天気が良い日は散歩にぴったり。

食事

ホテル周辺や市内には飲食店が大量にあります。料理はどれも美味しかったです。PATH の要所要所にフードコートがあるので一人でふらっとご飯を食べるのにも困りませんでした。

ステーキ

ステーキハウスのステーキ。

寿司

"KIBO IS HOPE"。寿司屋が多かった。

治安

私 (体格が大きめな成人男性) が日中出歩いている分には恐怖を感じることはなかったです。ユニオン駅からオンタリオ湖側へ抜けるときに鉄道下の暗いトンネルを通るのが少し嫌だなって思うくらいでした。道端に座り込んでいる人はいますが、絡んでくるような素振りはありませんでした。

地下鉄の駅や車内は薄暗いですが、こちらも日中乗っていて危険を感じることはありませんでした。夜は分からないです。

通信

日本でプリペイド SIM カードを買って持っていきました。空港到着ロビーに現地通信会社の簡易ブースがあり、そこでも買えるようです。

観光

一日半くらい観光する余裕があったので、市内をぶらぶら歩き回りました。

トロントの有名観光地 5 箇所の入場券がセットになった CityPASS というものを買いました。ネットで注文するとメールで QR コードが送られてきます。それを入り口で見せるだけで各施設に入れます。個別に全部買うより 34% お得です。私は 4 箇所しかまわれませんでしたが、それでもお得。

市内

トロントは古い建物と新しい建物が混在している都市です。金融街だそうで、平日町中を歩いているとビジネスパーソン風の人がたくさん往来していました。

旧市庁舎

旧トロント市庁舎。立派な時計台がある。

オンタリオ立法議会

オンタリオ立法議会。横にトロント大学がある。歴史を感じさせる荘厳な建物。

工事

再開発が盛んに行われているようで、街のいたるところで工事していた。

新しそうなビル群

新しそうなビル群。どれもガラス張りで細長い。

トロントイートンセンター (Toronto Eaton Centre)

旧トロント市役所に隣接した大きなショッピングモール。洋服から日用雑貨まで色々なお店が入っています。フードコートもあり。本屋で子どもの絵本を買いました。

トロントイートンセンター

トロントイートンセンター。広い。

ロイヤルオンタリオ博物館 (Royal Ontario Museum)

王立博物館。めっちゃ広い。恐竜の化石や生物標本から、各国の歴史や民族に関する展示など、様々なものが展示されていました。

化石

何かの化石 (何だったか失念した)。大きい。

甲冑

立派な甲冑や剣の展示。

像

子を抱える母の像。欠損していることでより惹きつけられる。

日系カナダ人

日本からカナダに移民した人たちをテーマにした展示。当時の苦労が想像される。

カサロマ (Casa Loma)

町外れの小高い丘の上にあるお城みたいな大豪邸。元々は資産家の邸宅として 1914 年に完成したが、不況のあおりを受け譲渡。その後ホテルとして使われたり、映画やテレビの撮影などで使われたりしたらしい。現在は観光地として邸内を自由に見て回ることができる。

カサロマ全景

カサロマ全景。

カサロマホール

落ち着いた雰囲気の広間。

部屋

部屋の一つ。部屋ごとに調度品のテイストが違う。

カサロマ地下道

怪しげな地下道。抜けるとアンティークカーの展示が見れる。

CN タワー (CN Tower)

1976 年に建てられた高さ 553 メートルの電波塔。350 メートル辺りと 450 メートル辺りに展望台がある。以前は世界一高い自立式建築物かつ世界一高い展望台だったらしい。上層の展望台は追加料金がかかるため、下層の展望台だけ行きました。

オンタリオ湖

CN タワーから見たオンタリオ湖。対岸が見えないくらい広い。中央の島はセンターアイランド。

トロント市内

CN タワーから見た市内。周辺ビルも高層なため高さが分かりにくいが、かなり高い。

新しいビル群

オンタリオ湖側には新しいビルが目立つ。左下がユニオン駅。

透明な床

地上が見える透明な床の上を歩ける。結構怖い。

リプレイ水族館 (Ripley’s Aquarium)

CN タワー横にある水族館。2013 年に開館。元々はナイアガラに建設予定だったものがトロント市内に作られたらしい2。東京都内の水族館では見かけない魚がいろいろいる。

水中トンネル

見どころの一つ。長い水中トンネル。

カラフルな魚たち

カラフルな魚たち。エイやカメもいた。

迫りくるサメ

迫りくるサメ。

サメ

近くで見ると迫力がある。

エイ

白い斑点を持つエイ。初めて見た。

まとめ

トロントとても良いところでした。もしまた行く機会があれば、ロイヤルオンタリオ博物館をじっくり見学し、時間の都合で今回は行けなかったナイアガラの滝を観に行きたいです。

注釈

  1. “PATH is a network of underground pedestrian tunnels, elevated walkways, and at-grade walkways connecting the office towers of Downtown Toronto, Ontario, Canada. It is more than 30 kilometres (19 mi) long. According to Guinness World Records, PATH is the largest underground shopping complex in the world with 371,600 square metres (4,000,000 sq ft) of retail space.” (PATH (Toronto) - Wikipedia

  2. “A Ripley’s Aquarium was originally planned in 2004 to be built in Niagara Falls, Ontario next to what is now Great Wolf Lodge around 2007, but plans fell through and Ripley’s eventually relocated to Toronto.” (Ripley’s Aquarium of Canada - Wikipedia