『クライスタ(CRYSTAR)』をクリアした
『クライスタ(CRYSTAR)』をクリアしたので雑感のメモ。ネタバレを含むので、ネタバレを見たくない人は読まないでください。
クリア時間は 34 時間くらい。マップを埋めたり、アイテムを回収したりしてたので時間がかかった。
ゲーム全般
- 面白かった。次回作の『クライマキナ(CRYMACHINA)』も楽しみ。
- このゲームを始めたきっかけはサントラ。サントラで何度も聴いた曲がゲームで流れて感動した。元々素敵な楽曲だけど、ストーリーを理解したうえで聴くとなお良かった。
仕事中、クライマキナ(CRYMACHINA)というゲームのサントラをひたすら聴いている。クライマキナは音楽がすごく素敵なんだけど、実は肝心のゲームをプレイしたことがない。このゲームにはクライスタ(CRYSTAR)という前作もあり、そちらのサントラも素敵でヘビーローテーションしているが、やはりゲームはやったことがない。買って積んであるので是非やりたいが、音楽を聴いてゲーム内容を想像して満足しちゃっている自分がいる。今年中には両作とも手をつけたい。
- ストーリーも良かった。意外な展開の連続で、最後まで結末が気になった。終始暗い話だし胸糞が悪い展開も多いんだけど、ところどころほのぼのするシーンもあり、最後にはカタルシスを感じた。
- シナリオを担当された方は『ONE 〜輝く季節へ〜』や『Kanon』を担当されてた人らしい。
- オープニングアニメはシャフトが制作だし、主題歌はやなぎなぎさんで豪華。キャラデザインもかわいくて良かった。
ステージ
- マップが迷路みたいで移動がちょっと面倒だった。自分はマップを埋めないと気が済まない質なんだけど、埋めきる前にボス戦に突入しちゃって結局同じコースに再度潜る必要があったりした。後半になると「この部屋に入ると絶対イベントが進むな」というのがなんとなく分かるようになってきてだいぶ回避できるようになったけど、結局初回だと絶対に埋められない箇所とかが出てきて途中で諦めた。そもそもマップ埋めても何もないので埋める必要はまったくない。
- マップの風景が綺麗で印象的。新しい階層に進むとき「次はどんな風景なんだろう?」って想像するのが楽しみだった。ただ後半は同じコースを何周もさせられるのでだんだん飽きてくる。
戦闘システム
- 戦闘、気楽にできて自分は割と好きだったけど、人によっては単調でつまらないという評価になるのも分かる。
- キャラによって攻撃や技の性能にだいぶ差があって、基本的に零の剣技・魔法と 777 のビームがあればオッケーという感じだった。範囲攻撃でダウン取れて強すぎ。
- 雑魚敵の種類は少ない。色違いの強化版がひたすら出てくる。攻撃パターンも一緒なんだけど、その攻撃パターンがいやらしい敵が多くてストレスが溜まることも。
- ターゲティングの挙動がいまいちよくわからなかった。近くの敵の攻撃をキャンセルしようとしたら、遠くの敵にターゲティングして失敗することがしばしばあった。
- マップの地形は高低差や障害物があるくらい。こちらの攻撃はプレイヤーキャラのいる高さにしか基本的に当たらないけど、敵は高低差を超えて遠距離攻撃してくるのが厄介だった。もうすこし地形を利用したギミックがあると良かったかな。
その他
- 零の心情の変化や成長は丁寧に表現されていると感じたけど、零の家族に関する掘り下げは弱かった気がする。零の両親のことがあまり分からなかったし、最後に久遠がもう少し絡んでくれても良かったかなと思った。死者回想録を埋めたらもっと色々分かるのかな。
- まさか周回させられるとは思わなかった。